1.目的及び適用対象

1.目的及び適用対象

 

1-1 目的

 全国こころの会における個人情報保護のための取扱い指針(以下、「指針」という。)は、「個人情報の保護に関する法律」(以下、「法」という。)及び個人情報保護委員会が個人情報の適正な取扱いの確保のために定めた「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(以下、「委員会ガイドライン」という。)を踏まえて、全国こころの会葬祭事業協同組合(以下、「本会」という。)が個人情報保護に関する業務を推進する部門として全国こころの会個人情報保護委員会(以下、「当委員会」という。)を設置し、葬祭業を営む加盟社及び賛助会員(以下、「事業者」という。)を対象に、事業者の個人情報の適正な取扱いの確保に関して行う活動を支援すること、及び事業者が講ずる措置が適切かつ有効に実施されることを目的として定めたものである。

(1) 事業者は、こころの会の会員募集及び葬祭業務を取扱う上で知り得た個人情報の保護の重要性を深く理解して、指針に準拠した調和のとれた適正な体制を構築し、適切な保護に努めるとともに実施体制の維持と継続的な改善を図り、こころの会会員及び顧客、消費者(以下、「会員等」という。)の信頼をより一層高める活動を行うことによって、健全な業界の進展に寄与することとする。

(2) 当委員会は、事業者の①個人情報の適切な取扱いの確保に関する活動、②個人情報に関する苦情の処理、③個人情報保護指針の作成・公表、情報提供、及び個人情報保護に関連する業務の支援を行うこととする。

(3) 本会は、事業者が個人情報の安全管理と保護を図るため、この指針及び関連する規程を適用し、全組織的な個人情報保護の体制をとることとする。

(4) 当委員会は、事業者の保有する個人情報等に関して情報主体(以下、「本人」という。)からの苦情申し出を受けた場合は、解決するにあたって事業者及び本人に対して平等な姿勢で苦情の処理にあたることとする。また、他の事業者の保有する個人情報等に関する本人からの申し出についても同様の対応を行うこととする。

(5) 事業者の個人データの漏えい等の事案が発生した場合の報告、第三者提供時の確認・記録義務等の対応については、委員会ガイドラインを準用することとする。

1-2 適用対象

この指針は、こころの会の会員募集、会員等への葬祭サービス及び日常サービス等の提供、並びに、それらに係わる事業を行うに際し、個人情報を取得して利用する事業者に適用し、事業者は、指針を用いて次の事項を行うこととする。当委員会は個人情報保護に関する事業を推進するにあたっては、指針に沿った対応を行うこととする。また、事業の実態を踏まえ、指針を策定又は改正することがある。

(1) 個人情報の取扱いが適切に行われていることを確認すること。

(2) 個人情報保護推進体制を構築すること。

(3) 個人情報保護推進体制が適合しているかを確認し、適合していることをHP、機関紙、パンフレット等により社内外に公表すること。

(4) この指針は法的な拘束性を持つものではないが事業者は、こころの会システムを共有する全国組織の一員としての自覚を持ち遵守することとする。